蜜 柑 の お も て な し
夢中で皮を剥く。一口で頬張る。
一個の蜜柑から始まる心地よい会話。
冬の暮らしに寄り添いながら、
季節の訪れを告げます。
自然に寄り添い、技を生かす。
ひとつひとつ丁寧に、愛情を込めて
宝のような実りを手にする。
客人、家族、そして自分をもてなす、
こだわりの蜜柑をお届けします。
「みかんの記録的大不作」
大きな要因が、カメムシの大量発生による果実の着果数が激減し、(口を刺して吸汁し、それが果実の傷やへこみ、落果などの原因)出荷できない品質のものが多く出てしまいました。
追い討ちをかけるように異常高温による果実の『ヤケ』が原因で、みかんの表皮が直射日光と高温により、果実の正常な成長と成熟を阻害し、出荷できない果実を多く出してしまい、品質が低下してしまいました。
後継者がいない高齢の農家の方は労働力不足を理由に農業を辞め、長年育ててきた農地を放置してしまうことから、耕作放棄地が増加しています。私たちは、そういった労働力不足災害の影響などで畑を諦めてしまった方々の大切な園地、樹木たちをどうにかして守りたい。ただその一心で、先人達から引き継いで参りました。沢山の方々の愛情が詰まった園地、樹木をこれからも大切に育て、そしてその想いを未来に繋いでいけたら思っています。
5代に渡り受け継がれた歴史
新 口 農 園 の 蜜 柑
ほどよい甘味と酸味の濃厚な味わい。
果肉を包む薄皮までも薄く、
なめらかな口どけの蜜柑。
温暖な気候、日照量の多さ、
すり鉢状の地形、水はけの良い段々畑。5代に渡り受け継がれた歴史。
これら全てが組み合わさることにより、上質な蜜柑が育ちます。
四季の移ろいを慈しむ
天を仰ぎ、地を耕し、
雨の恵みに感謝する。
繰り返す営みの果てに、
手をあわせ、命をいただく。
瑞々しい豊かな地で育まれた柑橘。
自然の恵みを享受し、
四季の移ろいを慈しむ。
日常にささやかな喜びを
柑橘を育てる
それは風土に生きること。
柑橘を採る
それは季節と対話すること。
柑橘を味わう
それは恵みを頂くこと。
目で愉しみ、ほのかな香りをきく。
手に触れ、舌で感じ、味わう。
日常にささやかな喜びを添える。
こだわりの蜜柑をお届け
ほっと息をつけたり、
にこやかな団らんのひと時。
私たちは、そんな日々のひと時に
さらに美味しく豊かになるように、
“てまひま”かけて育てた柑橘を
自信を持ってお届けします。